2002年にホームページを開設して以来、自己満足でギター機材について主観や紹介、実際に演奏活動を通して使った感想等を綴って来ました。
最近では気まぐれでInstagramに載せて海外の楽器愛好者からの反応も楽しんでいます。
ただSNSは一過性なので、自己満足で再び細々と機材の事を中心に気まぐれでblogを再開しようと思います。
偶然にもこのページに辿り着いたギター機材好きの方に少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
思い返してみれば、これまで様々なギター、アンプ、エフェクターを所有して来ました。
演奏仕事に必要で手に入れた物、巷の評判で手に入れた物、ただの衝動買い(実はこの理由が殆ど)などその時その時で様々な理由がありますが、ギター機材は底なしの魅力がある終わりのない旅なのです。
もはや人生の一部と言えるでしょう。
というよりそれが一番の楽しみと言っても過言ではないです。
これまで所有した楽器の数々は、思い出として全て鮮明に残っています。
今回久々にblogを再開するので、やはり最初はギターについて触れたいと思います。
思い返せば1995年、高校3年生の夏にひょんな事から秋の文化祭にバンド参加することになり、フェンダージャパンのストラトを買ってもらった事がギターを始めるきっかけでした。
一応受験生なのによく買ってくれたなぁと今でも不思議に思います。
ギターが楽しくてしょうがなくて、大袈裟ではなく毎日10時間は弾いていたと思います。
一応受験生なのに。。。
この頃はインターネットも普及していない時代ですし、楽器の事は当然詳しくなく、毎日弾いている事が楽しくてしょうがありませんでした。
2年後、FenderはCustom Shop製がいいと友人から教わり、何も分からぬまま購入(笑)。
今思えば全然良いギターでは無かったけど、当時はフェンダージャパンからカスタムショップにステップアップという事でとにかく嬉しかったです。
その教えてくれた友人はその後すぐマスタービルダー物を買ったのですが。。。
僕も楽器店巡りに付き添い、その友人が購入したのは当時のマスタービルダーJ.W.Black製作のストラトでした。
あの頃は物によりますが、今の半額近い価格でマスタービルダー製作のギターが買えたんですよね。
そのころもまだインターネットは普及していませんが、今で言う所謂ハイエンドのギターの存在を知ったきっかけでした。
数年後、ギター演奏で仕事をさせてもらう様になり、当然の如く色々なギターに興味が沸きました。
ただ僕の場合、いい楽器を手に入れるよりも、ギターを上達する事しか頭になかったのでこの頃はまだ機材に疎かったです。
演奏のお仕事も最初の頃はそのカスタムショップ製のストラトを使っていました。
若っ!(たぶん25歳の頃)
忘れもしない機材の底なし沼にハマるきっかけとなったのは2005年、Suhrとの出会いです。
「仕事で使って」と、とある事務所の方から頂いた12弦のアコギを全く使う機会がなかったので、お茶の水で売ってしまったのですが(今だから話せる)、その後ふらっと立ち寄った某楽器屋さんで、当時では珍しくサーやタイラーに力を入れていて、「カタログありますか?」って聞いたら「カタログは残念ながらありませんが私がカタログです!」と言われ、興味深かったのでサーの魅力を色々聞きました。
その楽器店の系列はもう全然ご無沙汰ですが、その方は名物店長だったので今もご健在のことでしょう。
とても素晴らしい方です。
(楽器店のスペシャリストの方々、本当尊敬します)
当時のSuhrは今と違いオーダー品しかなかったので当然カタログなどありませんでした。
当時僕が所有していた物もまだシリアル3000番台でした。
試奏したが最後、これまで触った事ないあまりにも弾きやすいネックに感動した瞬間は今でも忘れません。
お店にあった7.8本を弾かせていただき、結局最初の感動した一本を手に入れたのです。
それがこれ↓
大変思い入れのあるギターでしたが、バーズアイメイプルのネックがとにかく動きやすく、ライブ当日にネック調整、本番前にまたネック調整が日常で、それがストレスになり残念ながら手放してしまいましたが、見た目もプレイアビリティも最高の一本でした。
もし中古市場で見かけたら再び欲しいくらいです。
このギターがきっかけで良い楽器の素晴らしさを身をもって体験し、その頃にはもうインターネットは十分普及しており、自分の中の機材熱が始まりました。その頃はすでにデジマートもあったので(笑)
長くなるので今回はこの辺で。
ということで、blog再開は思い出話で終わってしまいますが、ギターの事、エフェクターの事を中心に気まぐれで綴っていきたいと思います。
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